祖父がコレクションとお茶で使用していました九代了入の赤楽茶碗になります。

購入ルート等はわかりませんが、本物で間違いないと聞いております。
大切に保管しておりましたが、父の医療費にしたいので手放したいと思います。

大体の大きさは
径：約１１，２ｃｍ
高さ：約７，６ｃｍ
程度になります。

【プロフィール】
長入の次男として誕生。
兄、得入が25歳で隠居したため明和7年（1770）14歳で九代吉左衞門を襲名しました。文化8年（1811）剃髪隠居。了入と号しました。
　了入の65年にわたる長い作陶生活は極めて旺盛で、年齢を追って様々な作行きを展開しています。
特に隠居後の自由闊達な作行きは了入自身の心を表しており、歳を重ねて到達した境地であるといえましょう。
また、手捏ね技法における箆削りを強調したことも了入の特長です。
縦横、あるいは斜めに潔く削り込まれた了入の箆は造形的であると共に装飾的でもあり、近代の樂茶碗への影響もはかりしれません。

注意事項
共箱はかなり古く、経年劣化などあります。
１６〜２０枚目の写真箇所は箱を含めて、傷箇所を掲載させて頂きましたので、確認の上、検討を宜しくお願い致します。
紐は革（鹿革かと思います）になります。